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「メヒルギってどんなマングローブ? 幹編」作成致しました!!
前回はメヒルギの「根っこ」について深く、詳しくご紹介いたしました。
3つの能力をご紹介しましたが、まだまだあるメヒルギの特殊能力
今回ご紹介するのは…
幹についてです!
※この記事は、カヤックイーズの武者による推測が含まれています。
メヒルギの幹は普通の木に比べて、すごく丈夫にできています。
マングローブは他の木に比べ、効率よく光合成(二酸化炭素と水、光を吸収し、植物を構成する物質と酸素を作り出す)をすることができますので、幹にはタンニンが多く含まれています。
なので普通の木に比べて、密度が高く丈夫。
そんな木が寿命を終え、倒れて川に沈みます。
(普通の木は浮きますね)
そうすると地球の外気から炭素(タンニン)が減ります。
炭素は酸素と化合することによって、二酸化炭素になります。
二酸化炭素は
と呼ばれていて、地球を暖めてしまいます。
そんな二酸化炭素が減ることにより、地球温暖化を抑制する事が出来ます。
ですのでマングローブは、
とも呼ばれています。
少し話を戻して、マングローブは丈夫な木ですので災害の時に大活躍しました。
みなさんは覚えているでしょうか?
2004年に起こった大地震
スマトラ沖地震
たくさんの被害が出た中、マングローブのある地域とない地域では被害の状況が全く違いました。
マングローブのある地域では津波が軽減され、あまり被害は出なかったみたいですが、
ない地域では、津波が直に当たってしまい、多大なる被害が出てしまったようです。
このことからマングローブは
と呼ばれるようになりました。
そんな丈夫な木ですので、昔から人々の生活には欠かせないものだったみたいです。
マングローブを使った家を作ったり生活に必要なのもに利用したり、
薪として使われたり、いろいろな事に使われていました。
今では、炭として流通していたりします。
密度が高い木なので火持ちがいい、という特徴があります。
よくホームセンターなどで売られている炭ですが、よく見てみると
原材料:マングローブ
と書かれていたり、
東南アジア産と書かれているものはほぼ確定してマングローブです。
みなさんは知らず知らずのうちにマングローブを生活の一部にしています。
伐採して炭にして日本に出荷しているのです。
しかし…
マングローブにも限りがあります。
東南アジアではこうした伐採が繰り返されているため、
マングローブが減少の一途を辿っています。
さらに、マングローブはたくさんの栄養を土に蓄えますので
伐採した跡地にブラックタイガー
の養殖場を作ります。
その養殖場は約5年で使えなくなり、また別の場所で養殖場を作る。
約5年経ったエビの養殖場は死んだ土地になり、もうマングローブが生えることはありません。
こんなことを繰り返しているため、マングローブは減少し
生育できる環境までもが少なくなっていきます。
日本では、マングローブの木を植樹によって増やし過ぎた結果
生き物の生活の場となる干潟が少なくなってしまい、
自然の循環がなくなってしまった…
なんてこともありましたので
増やせばいい、というわけでもありません。
そこが自然の難しい所です。
メヒルギの幹についての話でしたが…
少し脱線してしまいました(笑)
まとめてみましょう!
・普通の植物よりタンニンが多く、丈夫にできている
・木が川に沈むことによって、
地球からCO₂が減る「地球温暖化防止の植物」
・丈夫にできているので「防災の木」と呼ばれている
・密度が高い木なので、薪や炭にすると火持ちがいい
・ブラックタイガーって味が濃くておいしい!
以上!
メヒルギの幹についてでした!!
第3弾はメヒルギの葉っぱについて書こうと思います。
おたのしみに~
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