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先月のことですが、スタッフ松岡、西の二人は休みが被ったのでちょっくら北部まで遠征しました。
なんてマジメなスタッフなのでしょう。
普段ツアーでペラペラ喋っていますが、人知れずしっかり勉強もしているのです。
もちろん、自分たちでもマングローブも育てていますよ⇒こちら
マングローブの育て方⇒こちら
そんな二人が向かった先は名護、あまりイメージがないかもしれませんがマングローブが広く群生しています。
それとは全く違った種類のマングローブが名護で見れちゃう!?
おーー!!
なかなかの景観、これは期待できそうです。
しかしながら、ここからでは如何せん観察し難い・・・
とういうことでもう少し水際まで攻めてみました。
*おかげさまで車の中が泥だらけ(笑)まあいっか!
靴を泥で汚しながらようやく来ました。
予想通り、なかなかいいネタがあるじゃありませんか!
実は比謝川にもあります。
*ただし陸路でしか観察できませんので、気になる方はスタッフまでこそっと(笑)お店から徒歩10秒の場所にあります。
メヒルギの種子をだいぶん太くした感じの種子が特徴的なのと、<屈曲膝根>⇔さて何て読むでしょう??
この根っこがびっくりするくらいカッコいい(個人的見解ですが)
根っこが地上に飛び出してきています。
もちろんこれは、地中に張っている根っこが屈曲して盛り上がったものですので、かなり頑丈に生育している結果。
比較的大きくなる種で、この名護で観察したオヒルギはメス(メヒルギ)を凌ぐ大きさでしたね。
おおよそ樹高15Mくらいでしょう(沖縄では)
ところどころ種子がついており、それなりに大きくなっていました。
この種が一番マングローブっぽいと言われている!?
その所以は(根っこ)です。
ヤエヤマヒルギは<支柱根>
今にも歩き出しそうな根っこで、一番みなさんの(マングローブ)イメージに近いものかと思うのは僕だけではないはず。
見つけるとまあまあテンション上がるやつです、西大興奮!!
ここ名護にはたくさんのヤエヤマヒルギが生育していました。
なんとも羨ましい~
メヒルギと並んで海水に強い種のひとつでもあります。
圧巻の景観、これ見たら誰だって興奮しますよね!?
世界観はもはやラピュタ。
小さい子も確認しましたので、記念撮影忘れずに。
あまりのかわいさに別れが寂しくなってしまうほどです(ちょっとウソです)
今までのマングローブとは全くイメージが違う種。
まずは赤ちゃんから見てもらいましょう、じゃん!
え、これ何?マングローブ??
そんな声が聞こえてきそうですね。
もちろん、立派なマングローブです。
おそらく一番対塩性があるのと繁殖力の強さが半端ではありません。
その繁殖力たるや(アフリカマイマイ)くらいとも*分かりづらい例え(笑)
南アジアでは15Mほどまで成長しますが、分布の北限である日本では1Mくらいの低木なのですよ。
なんとも残念・・・しかし持ち前の打たれ強さで、満潮時に完全水没してもアライブ、スゴイ生命力!!
ちなみに環境省が設けているレッドリストの絶滅危惧IB類(EN)に指定されています。
*絶滅危惧IB類(EN)・・・近い将来絶滅が危惧されている種。
とはいってもここ名護での繁殖力を見る限り、全く問題ないと思うのは気のせい??
場所によっては辺り一面<ヒルギダマシ>ばっかりでしたからね(笑)
でも環境省が、国がいっているのだからそうなのかなぁ~
一応信じてみます!
関連記事(マングローブの種類)⇒こちら
普段とは違ったフィールドを見てみると、違いはもちろんですが沖縄における植物の多様性を改めて感じます。
今後も様々なエリアを調査し、我々のフィールドにも活かせる知識を発掘していきたいですね。
まだまだ知らないことばかり!!
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