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救命の洞窟

久しぶりに西登場です。

最近は梅雨入りでジメジメの沖縄。

昨年は梅雨らしい日が少なかったのですが、

今年はガッツリ梅雨な感じです。

先日の休みの日、有名な防空壕に行ってきました。

沖縄では鍾乳洞のような洞窟や横穴の窪みのことをガマを呼びます。

ガマ=防空壕というわけではありませんのでご注意を。

今回は読谷村の有名なガマの一つ、「シムクガマ」に行ってみました。

読谷村にはもう一つ有名なガマがあります。「チビチリガマ」です。

チビチリガマは沖縄戦の米軍上陸の際、悲劇が起こったガマですが、

シムクガマはその逆で犠牲者が一人も出なかったガマです。

シムクガマの近くには「像の檻」と呼ばれる米軍通信施設がありましたが、

土地が返還されて施設がなくなりましたので、目印になるものがもう無くなっております。

住宅街のすぐ近くの谷の下にガマはありました。

道路脇にガマを指す矢印があるだけです。

道は完全にあぜ道でした。

道はよく人が行ったり来たりしているようで慣らされており、新しい足跡もありました。

奥へ進むと両側が茂みになり始めます。

そういった場所にはもちろん!

ハブがわんさかおります。

そして最奥に見えてきたのは大きく口を開けたガマです。

このガマは10年以上前に放送されたN〇Kの番組で知りました。

チビチリガマと同じ読谷村の波平地区の住民が避難した場所だったのですが、

二つのガマは大きく運命を分ける結果となりました。

チビチリガマでは多くの住民の方が集団自決に追い込まれてしまいます。

一方のシムクガマではハワイ帰りの老人二人が「アメリカ人は人を殺さない」と

避難した住民たちを説得し、全員が投降したため犠牲者を出さずに済みました。

<ガマの中から>

避難した住民たちは不安と恐怖の気持ちで外を見ていたんでしょうね。

ガマの中には救命洞窟之碑が建立されています。

救命の洞窟ではありますが、戦争が起こったことにかわりありませんし、

この場所以外で多くの方が命を落としたのも事実です。

昨日5月15日、沖縄は本土復帰45周年を迎えました。

少しでも沖縄の「傷」を知って頂ければと思いブログを書いています。

観光だけではない沖縄のもう一つの顔。

胸が痛みますが、これからの平和を訴えるためにも知っておくと

よいかもしれません。


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